IT関連

Android ミニ PC MK802IIは使える

2012年09月02日 日曜日

せっかくの週末なのに、昨日からここ東京多摩地区では、猛烈な集中豪雨が幾度となく襲って来るという状況。

これじゃ、自転車で出かけられない。残念。

そこで、久しぶりにITネタであります。
実は、また、へんな物を買ってしまいました。
これです。↓

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あのね、キーボードとマウスは大きさがわかるように置いただけです。
かわいい、箱でしょ。
こんな小さい箱だけど、この中にPCが入っているんだよ。

で、中に入っていた本体はどんなものかというと、これです↓

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あのね、マウスは関係ないよ、大きさがわかるように置いただけだから。

この、USBメモリーを一回り大きくした程のスティック。これで、PCなのです。

Rikomagic MK802 II といいます。

これを、HDMI端子があるテレビに差すと...

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こんな風に、アンドロイドが立ち上がっちゃいます。

しかもandroid 4.0 あいすくりーむさんどうぃっち

すごい!面白い!この時点でもう買いだ!

で、いくらするの? と、調べてみると、中国の直輸入のサイトで66ドル、しかも日本へ送料タダ。

安い!絶対買いだ! で、納期はどのくらい?2日+15日? そんなに待ってたら新製品出ちゃうんじゃない? なに、15ドル追加するとFEDEXで2日+3日で届く? それ、のった! 15ドル追加で買う!

と、いうわけで、速攻買いして、先日届いたんですよ。

実は、この製品は新製品で、その前のモデルはamazonでも買えるのだが、なんか遅くて使い物にならないという噂があって躊躇していたのだが、今回のはCPUがデュアルコアになって、メモリーも倍の1GBとなったそうなので、先回りしてわざわざ中国サイトから買ったのであります。

しかし、普通のテレビに差して画面を指で突っついても普通反応しないよね、スマホじゃないんだから。

ご安心を...このPCはUSBホスト端子を持っていて、そこにマウスやキーボードを差せばそれで操作できるのだ。

て、ことは、USBの無線キーボード+マウスセットがあると便利だね...と、いうわけで、amazonで買っておきました。エレコムのTK-FBM031BKというやつです。三千円ちょっとで買えました。

使ってみると、おー、家のwifiに難なく繋がった。ブラウザーもちゃんと動く。やった、すごい!

で、これ、何に使うの?

我が家はすでに総数が計り知れない程のPCがあるのだ。また増えた...

しかし、今回はちゃんと目的があるのだ。第一義的目的は..

メディアプレーヤー

我が家の音楽や動画のメディアはすべて家庭内LAN上のDLNAサーバーに蓄積されている。

このPCがあれば、テレビに差すだけでどこのテレビでもそれが見られるようになるはず。

アンドロイドでは、skifaというという無料のアプリでDLNAメディアを扱うことが出来るようなので、早速、Google Playからインストールして見ると、全く問題なく、我が家のサーバーのコンテンツを再生できました。

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なお、参考のため、述べておきますが、サーバーはubuntu server上で動いているMediatomb。

アンドロイド側には動画プレーヤーとしてMX動画プレーヤー、音楽再生用に、Rock Player lite(これでwmaも再生可能)(いずれも無料)を入れてあります。

これで、メディアを選んで音楽再生、動画再生可能。

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実に快適だ。

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↑はうちの息子がサーバーに入れた、ジブリの「耳をすませば」を見ています。

ここまでは、期待通りの動きだ。

あとは、HDレコーダーで録画した地デジ番組とかのDTCP-IPで保護された動画を見られたら最高なんだが...

この、DTCP-IPというのが曲者で、ちゃんとしたメーカー製の製品だけが許可を得ている様子で、普通のPCのアプリや、インチキ臭いハードウエアだと、まず見られないんだよね。

しかし、うちの息子は、アンドロイド4.0上で、twonky beam というアプリを動かす事で、DTCP-IPで保護された動画もスマホで見ることが出来る事を発見したのであります。

実際、私のスマホはすでに4.0なので、アプリを入れて試したところ、あっさり見られました。

それならば、この実にインチキ臭い中国製ミニPCでもひょっとしたら行けるかも?

なにしろ、アンドロイド4.0(コードネーム:あいすくりーむさんどうぃっち)搭載だし。

で、やってみました、結果は....

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アウト〜!

う〜ん、なんで?というか、やっぱり、というか...

これがOKならば、今後の家庭でのメディアプレーヤーはこれで決まり!と言えたのに。

なお、YouTubeなんかは、全然問題なく快適に見られます。

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ブラウザーはFirefoxでOK。

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まあ、Firefoxあたりになると、私の最新のスマホに比べると少々動作が重い感じがしないでも無いが...

その辺は、所謂、中華タブレット並みのパフォーマンスと思っていただければ良いようであります。

なお、IMEはshimejiを入れて使っています。Google日本語入力は重すぎてダメだった。

全体の動作が重くなって来たら、TaskControlというアプリで、一旦全てのアプリをバシッと終了させると、復活します。

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なお、これらのアンドロイドの画面のスナップショットは、airdroidというアプリでPCにwifi経由で繋いで、PCのブラウザーから撮ったものです。

以前は、PC上のandroid sdkと開発モードで繋いでやっと画面のコピーが撮れるという状態だったのに、これはブラウザーで撮れてしまうので非常に便利。

このアプリ、ファイルの交換も簡単だし、なかなか良いです。

さて、このミニPCの使いかたですが、これだけちっちゃいとアイディア次第で、色々使い道はあるのではないかな?

例えば、今後のプロジェクターはHDMI入力は当たり前になるだろうから、このスティックとマウスだけ持って行けば、ノートPC無しでプレゼンやデモが出来るだろうし。プレゼンの原稿はGoogleDocs等のクラウドに入れて置けば良いだろうし。ネット接続はスマホのwifiテザリング経由で繋げばOKだし。

友達の家に持って行って、茶の間のテレビに繋いで、SDカードに入れた動画を見せて自慢するとか..(SDカードスロットももちろんあります)

なお、電源はマイクロusb端子から給電となっているので、usbの電源アダプター(か、PCのUSBに繋いでもOK)は別途必要です。

ところで、一通り使ってみて、充分使える製品という結論ですが、一部気づいた問題点は今のところ以下のようなところ。

  1. 無線で繋いだキーボードの一部のキーが合っていない。例えば、「@」のキーを押すと「[」が出る。この場合は、その文字だけ画面上のソフトウエアキーボードをマウスで押して凌ぐ。
  2. 我が家の茶の間のTVだけ、なぜか画面の色がおかしい。三原色の緑が欠けているのか異常に紫掛かった色になる。

2の問題は実は致命的な問題で、本来茶の間で使おうと思っていたのに、使えない...

これは、テレビにHDMI端子が無くて、なぜかDVI端子があるので、HDMI-DVI変換ケーブル経由で繋いでいて、しかも間にAVアンプが挟まっているという、我が家のテレビ側の特殊事情による問題と思われます。

悔しいので、HDMIをs端子およびコンポジットに変換する機械をamazonでオーダーしてしまった。

LKV381という機械です。

なんだか、本体より、周辺機器の方が高く付いて来た...

本日の走行距離 0km

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Facebookページ「東京多摩地区・自転車ガイド」を公開しました

2011年06月19日 日曜日
この土日2日間、自転車にも乗らず家にこもってひたすらプログラムを書いていた。
何を作っていたかって?

これです↓

東京多摩地区・自転車ガイド

これ、Facebookページというもの。
なんで、プログラムを書かなきゃならないかというと、このページの、左のサイドにある「お勧めスポット一覧」というリンクのページですが、これを作っていたのです。
これは、実は、弊社の不動産業向けクラウドサービス「顧きゃく録」のエンジンを使っているのです。

と、いうことは、この「お勧めスポット一覧」の仕組みは、Salesforce.comのサーバー上に構築されているということです。

FacebookとSalesforceの連携、

すなわち世界ナンバー1のクラウドサービスとSNSとの融合!

素晴らしすぎる!←実際、ちょっと見には大した事無いように見えるが..

それで、この一覧、私が自転車で走り回ってきたスポットの一覧なのですが、回り回ってこのブログのページにもリンクが、くまなく張られているので、相互にSEO効果が見込まれる..はず!

とりあえず、義理でもサクラでも良いので、「東京多摩地区・自転車ガイド」のページに行って、「いいね!」のボタンを押していただきたいです。

また、例の「お勧めスポット」のページですが、実は一部しか出してません。

「Facebookにログインしてもっと見る」のリンク押して、ログインしてから「もっと見る」のリンクを押すと、全件見られますのでよろしく。

これをキッカケに、Facebookでどんな事が出来るか色々実験してみます。

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第3回クラウドエキスポ2011春 出展

2011年05月11日水曜日
昨年春の第1回クラウドエキスポに続き、今年の春も当社ケーピーエスは第3回クラウドエキスポに出展いたしました。
当社は世界的に有名なクラウドベンダーであります、セールスフォース社と協業して製品展開しております。
今回もセールスフォース社のブース内で、パートナーとしての出展という形です。
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出展している商品は、不動産向け、顧客管理、営業支援サービス「顧きゃく録」です。

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昨今、不動産業会の方々は、インターネットやITの力を活用することに非常に注目しています。
実際、我々一般の人間も物件探すならまずネットで検索する時代だからね...

今後、クラウドの時代になり、ITがより低コストでより身近に使えるような時代が来ます。その時に、従来、高コストで敷居の高いITに手が出せなかったような中小の事業体の方々にも、IT化の恩恵が及ぶようになっていくと思います。
そんな時代に、より幅広い層の不動産業の方々に使ってもらって、強力な道具となるように..この「顧きゃく録」はそんな思いで開発しております。

当社の顧きゃく録開発チームのメンバーです。↓
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「顧きゃく録」開発チームでは、技術ブログも立ち上げました。
また、ケーピーエスではセールスフォースの開発基盤「Force.com」の技術研修も開催しています。
是非、よろしくお願いいたします。

今回珍しく、会社から書き込んで、色々宣伝させていただきました。

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アンドロイド携帯 au is03を使ってみて その2 音楽系アプリ

2010年12月19日 日曜日

音楽プレーヤー

3度のメシより音楽が好きな私にとって、スマートフォンの使用時間比率でいうと、恐らくその用途の95%以上は音楽再生であります。
私の場合、所有する4000枚を越えるCDを管理しきれなくなったため、4年程前からPCからそのすべてを1枚々読み込ませてサーバーのハードディスクに格納することにしたのです。←全部入れるのに半年掛かった
聞く場合はPCをオーディオに繋いで聞きます。検索して聞くことができるので、CDを一々探しまわることも無く非常に便利なりました。
スマートフォンの方では、これらの音楽ファイルの中から、その都度ピックアップして、聞きたい順番ににダウンロードして専ら通勤時に聞いている訳です。
IS03を使うにあたっても、何よりも音楽が聞ける環境を用意するのが、喫急の課題、とばかりに音楽プレーヤーアプリを探しました。
結論から言うと、今使用しているのが、Power Ampというアプリです。
有料のアプリですが、2週間無料でお試し期間があります。気に入ったので購入しました。
このように、待ち受け画面上(一番下の方)にもガジェットという形で曲名が表示され、操作ができます。

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アプリを開くとこんな感じ↓

Pa2

私はオーディオマニアではないので、そんなに音の詳細にはこだわらないのだが、やはりイヤホンで聞く場合、グラフィックイコライザーで調整ができるものの方が良い。

また、この製品の場合、曲やアルバムの情報から、勝手にネットでジャケットを探して表示してくれます。さらに、searchというボタンを押すと、googleの検索に飛んで、曲の情報を調べたりできます。

それから、イヤホンを刺すだけで、前に中断した箇所から自動的に再生が始まるのも非常に便利。携帯の画面が表示されていないロックされた状態でもOKです。また、逆にイヤホンを抜くと自動的に再生が中断します。

私の場合、あらかじめ聞きたい順番に曲をサーバーからダウンロードしておくので、素直にファイルの作成日順に再生する様になっていて欲しいのだが、以外にほとんどの音楽プレーヤーアプリはこれができません。以前の機種の場合はこれが出来たのに...(他に大した機能は無かったが)

Power Ampでは様々なsort optionがあって、ファイル名順とか、曲名順とか曲の再生順が調整できる。しかし、ファイルの作成日の降順にsortはできるのだが、作成日順には出来ない。←惜しい!

しかたがないので、PCでファイルリネームソフトを使って作成日順にファイルの頭に番号を付ってからIS03の方に転送する事でとりあえず凌ぎました。

しかし、これも面倒なんだよねー。アンドロイドでファイル名を変更するソフト無いかな.. いっそのこと

自分で作っちゃおう

私もITエンジニアだし、Javaの開発は得意だし、出きるんじゃない?と、ばかりに、この土日で、アンドロイドアプリの開発のネット記事を参考にして作りました。大したもんじゃないけど。↓

Renum

私の要望を満たすためだけのアプリですから公開なぞ恐れ多くてしませんが、

非常に便利!

今後もこの分野の研究は必要だし、やる気になったうちに勉強してしまおうと、この後、本も買ってきました↓



FMトランスミッター

会社帰りの電車から駅から家までの帰り道、その間ずっと音楽を聴き続けている訳ですが、家に付くと普通は、いつもそのまま風呂に入ります。この際、風呂の中にお風呂用FMラジオがあるので、FMトランスミッターをスマートフォンに繋いでそのまま続きを風呂の中で聴きます。←幸せ!
以前の機種では外付けのトランスミッターを一々持ってきて繋いでいたのだが、IS03は内蔵のFMトランスミッターを搭載しているのだ。これは、実は購入する前から少々期待していた機能。外付けの機器を持ってくる手間が省けそう...
さて、購入して使ってみると...????
まず、第一に、トランスミッターをonにする設定がどこにも見つからない。一生懸命探したら、

なんと、auから提供されているLismoという音楽プレーヤーで再生する時にしかonに出来ない事が判明!

また、このLismoが使えなくて、wmaファイルを再生できないので、私の場合、まったく選択肢のうちに入らないようなもの。こんな事で、一般の音楽ファンを囲い込み出来るとでも思っているのだろうか?
大きな会社の考える事というのは往々にして一般の消費者から見ると非常識な事があるのだが、これにはアキレタ。KDDIっていう会社も、ある意味その典型?まあ、ドコモよりはマシかも。

しかし、アンドロイドの世界はヘコたれない。ネットで探してみると、なんと、裏技で任意にこのFMトランスミッターをon、off出来るアプリを開発した人がいる。エライ!
さっそく、このアプリをインストールして、晴れて使えるようになったのだが....

電波が微弱過ぎる...

ラジオにへばり付く位にIS03を近づけてなんとか受信できる...って、これじゃ実用性無いんじゃない?と、思ったが、色々試行錯誤した結果、改善方法が解ってきた。

  1. IS03のワンセグ用のアンテナを目一杯出す
  2. 音量は可能な限り最大にする
  3. FMラジオ側のアンテナを水平方向に傾ける

これで、なんとか脱衣場に置いてあるIS03からお風呂ラジオになんとかギリギリ電波が届くか..いや、それでもノイズが多くてギリギリ不合格って感じ。

やっぱり、今まで通り外付けのトランスミッターを使わざるを得ないか、と思ったが...
まてよ、
ワンセグ用のアンテナを伸ばすのが効果がある事から考えて、ワンセグのアンテナ強化グッズなどと言うものが仮にあるとすれば、それを使ったら良いのでは?
ネットで調べて見ると、結構ありました。その中で、一番手っ取り早い方法として、ストローにアルミホイルを巻いて、アンテナに付ける、という方法があるらしい事が解った。
早速、やってみましたよ、こんな感じ↓

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見た目、アンテナが非常に強化された感じです。これを、風呂場の方に持っていって試すと、なんと、電波状況が格段に改善!ようやく実用レベルになりました。素晴らしすぎる!

しかし、見た目は、激しくカッコ悪いように思えるけど..まあ人前でやるような事じゃないから良いけど。

subsonic

あらかじめスマートフォン側に音楽ファイルを転送して置くのではなく、オンディマンドで家のサーバーから曲を検索して聴けたら良いよね。実際、今でも家で音楽を聞く場合は、サーバーにある曲を検索してPCからストリーミング再生しています。

私の場合、CD4000枚以上、さらにその他の音源も含めると、Windows Mediaplayerなどでは曲数が多すぎて、遅くてまったく使い物にならないので、数年前の正月休みに自分でJavaで開発したアプリを使っています。この、手作り感がある画面がそのアプリです↓

Screenshotnefertitimiles_davis_mo_2

IS03からもこのアプリは使えるのですが、アンドロイドからだと、いまいち使い勝手が悪い。実は同様な事が可能なアプリがこのsubsonicです。

まず、サーバー(ubuntu)側にsubsonicサーバーをインストールして音楽メディアが入っているフォルダーを設定します。

今まで、この手のアプリを試した事があったが、我が家の膨大な曲数の量でまともに動くサーバーは無かったのだが、

これはスゴイ!

あっという間に我が家の全曲の情報をデータベース化してサクサク表示します。

PC側の情報を見ると、アーティスト数 8,209、アルバム数 6,531、曲目数 135,922 となっている。これだけの量のメディアをこんなに軽快に扱えるサーバーはかつて無いです。

IS03側ではこんな感じで使うことができます。↓これはアーチスト「Aron Neville」を選択したところ。

Subs1

これで、どこにいてもインターネット経由で我が家のサーバー上の曲を聞くことができます。

さすがアンドロイド。音楽アプリに関しても、なかなか面白い世界が広がっています。次回はまた別の分野のネタで投稿しますのでヨロシク。

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アンドロイド携帯 au is03を使ってみて その1 地図系アプリ

2010年12月12日 日曜日
実は私は電話というものが嫌いだ。だから、できれば携帯電話などというものは、持ちたくない。ましてや、そんなものに毎月金を払う奴の気が知れない...
などと、内心思っているのですが、昨今、社会人として携帯電話を持っていないなどと言うと、常識を疑われる感があるのも事実で、結局のところ私も持っている訳です。
しかし、自分のモチベーションとしては、これは電話でなく、携帯PCなのだ、と思いたいので、今までもスマートフォン(Willcom w-zero3)を使っていました。
これです。↓

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このようにキーボードを横に出して使うことができます。

OSはWindows Mobile。最近数字キーの6が取れてしまった。←一応押せるけど。

3年も使ったので、今度はアンドロイドにしよう、ということで、au IS03を事前に申し込んで、発売初日に入手して2週間程経ちました。これです↓

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横のアンドロイド人形キーホルダーは、前に我が社が主催でGoogle App Engineの勉強会をやった時に、Googleの人からもらったものです。

自転車の方もシーズンオフになってしまったこともあり、今後は使用してみた感想を何回かに分けて、記事に書いていこうと思います。

今日はその1回目。GPSを搭載した携帯は初めてなので、地図系のアプリが結構面白い。そこで、地図系のアプリに関して書きます。

Google Map

こんな感じで、今自分が居る付近の地図が見られる。

Map1

これは、前のw-zero3でもできた事なので別に驚かないのですが、面白いのは

経路機能

です。

例えば、今居る、国立の自宅から、友達がやっている国分寺のライブハウス、「クラスタ」までの経路が知りたいとして、目的地の住所を指定して、←有名な場所の場合は住所を調べなくても場所の名前だけ入力すれば良い。「電車で行く」、と指定すると道順を出してくれます。

Maproot1

ここで地図を表示すると、

Maproot2

下の矢印を押していくと、次々移動する段取りを教えてくれます。

Maproot3

Maproot4

Maproot5

Maproot6

無料のアプリでここまでやれるのはすごいよね。さすがGoogle。

これ、試しにホテルニューオータニに行く時に使ってみましたが、それでも結構迷いそうになった。←超方向音痴

問題は、方位と連動していないので、不案内な場所だと、地図をどっちに向けて見れば良いのか解らない。方向音痴人間にとってはここが問題だ。

ナビ

同じくGoogleが提供しているナビアプリです。これは、カーナビ機能を提供してくれます。

同様に家からクラスタまでの経路を指定すると今度は車で走るルートを示してくれます。

Navi1

地図の画面を開くとこんな感じ。

Navi2

ちゃんと音声案内も出ます。これは進行している方向に向かって地図自体が回ってくれるので方向音痴でもなんとかなりそう。しかし、車では無く、歩きながら使っていると、ご丁寧に一方通行を避けて指示が来るのでちょっと不満。徒歩・自転車モードというのがあったらうれしいのだが。しかし、これが無料のアプリというのはすごいね。

なお、NaviTime等の月額料金を払って使うアプリだと本当に市販のカーナビと遜色ないレベルの物が使えるようです。

私の場合、ほとんど車に乗らないので、無料の方で十分。

マピオンマップ

こちらは、Googleで無くマピオンが提供している地図アプリです。

これの良い点は、情報量の多さと、なによりうれしいのはヘディングアップというボタンを押すと、方位計を使って自分の見ている角度に合わせて地図の方がぐるんぐるんと回ってくれるところです。

Mapion

これ、方向音痴にとってはありがたいんだよね。しかも、このアプリも無料。

地図があるのになんで迷うか、というと地図をずーと反対に見ていた、などという事がしょっちゅうあるんだから。

Google Latitude

ラチチュードだっちゅうの!←それはシャレか?

実際、これが一番面白かったアプリです。

これを設定しておくと、常に私の居る場所をGoogleの私のアカウント宛に送りまくります。

この情報を、例えば、うちのカミさんのGoogleアカウントに公開しても良いよ、と設定すると、カミさんは常に私がどこに居るのか、Google Map上で追跡できるのです。こんな感じで↓

Screenshot1

これじゃあ、常にカミさんに行動を監視されているようなもんじゃないか!なんで、カミさんにそんな情報を公開するような、自ら墓穴を掘るような事するのか...と言いますと。

私の場合、週末に頻繁に自転車で山登りに行ったりするので、奥多摩の山奥とかで、そのまま遭難して行方不明になると、

居場所も解らずそのまま誰も助けに来てくれない...

という、危険性を常に感じていたわけですが、これがあればどこで消息を断ったか、が解るでしょ。

まあ、そもそも山奥で携帯の電波が届くか?という問題はあるけど、それでも、どの方向に向かったのかは解るよね。

それに、カミさんも、そろそろ近くまで帰って来ている事が解って、

「お風呂の用意しとかなきゃ。」

という具合に各人、作業の最適化が図られ、私にとってもありがたい訳ですよ。

しかも!

すごいのは、家に帰って来てから今日走ったルートの履歴が地図上で見られるのです。

これは、先週の土曜日、林道梅の木線に行ったときの経路を表示させているところ。(多摩サイから睦橋通りを走って武蔵五日市駅に向かっている様子)

Screenshot3

画面の再生ボタンを押すと、指定した日の朝から晩まで、移動した経路が次々アニメーション風に表示されていきます。これ、面白い!

道に迷った場合なんか、後から反省するのに良いね。

しかし、ウイークデイを数日に渡って見ると、当然の事ながら自宅と会社を行ったり来たりしているだけで面白くない。←と、いうかちょっと悲しい俺ってこんなにヒタムキに仕事する奴なんだなと思ったりする。

電車賃の清算をしようとして、

いつ、どこに行ったか、すかっり忘れた

という様な場合には非常に役立つのでは?←私の場合よくある。

さらに驚きなのは、2週間程使うと、自分の自宅がどこで、職場がどこかという情報を一切教えていないのに、こんな、「時間のすごし方」というグラフまで出てきます。

Screenshot2

まあ、一番長く居る場所を自宅、その次を職場、その他を外出としてるだけだろうけど。

このあたりの機能はまだベータ版という事でGoogleも研究中のようです。そのせいか、右には私が三鷹の讃岐うどんの店に行った事になっているが、これはウソです。多分、三鷹の駅で乗り換えの際、電車が遅れてホームでしばらく待たされていたのを誤判断したものと思われます。

この分野は、外回りをする社員が多い会社で、社員の活動を最適化しようとする場合等には応用範囲が多いと思えます。

最近はGPS付きの携帯も多いので、もはや、この程度の機能は珍しく無いのかもしれませんが、私にとっては驚きです。

アンドロイドの場合、こういうアプリが世界中で開発されていて、無料または非常に安い価格で入手できるのも魅力です。

今後、別の分野のアプリも紹介していきますので、ご期待ください。

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ちゅうごく地域イノベーションパートナーシップで講演

2010年11月23日 月曜日
今回は珍しく仕事の話題であります。←なんて久しぶりなんだ!
本日、広島まで行ってクラウド関連の事例報告等のネタで講演してきました。
「ちゅうごく地域イノベーションパートナーシップ」が主催するクラウドビジネスの勉強会に、すでにこの分野に参入している企業として地元IT企業の方々に経験談を話して欲しいという依頼で、行ってまいりました。

↓こちらのページがイベントの告知ページです。
第2回クラウドビネス研究会開催決定

最近、私の場合、講演の依頼などが来ると、すぐに喜んで請けてしまうのですが、一応私の方にも理由があって、なぜわざわざ広島まで行くのかと言えば、

  1. 中小IT企業の中で、クラウドビジネスに関しては、当社「ケーピーエス」が一歩先を行っているというアピールができる
  2. 当社でやっているSalesforce.com関連技術の研修ビジネスの営業になる
  3. とりあえず、呼ばれるものには積極的に出て行って名を売って、社長のカリスマ性を高める←ホントかよ
  4. 新幹線代は出してもらえるらしい

と、いったところが狙いであります。

15時からということなので、日帰りでなんとか行って帰ってこれそうだ。

しかし、広島まで新幹線で行くのは結構大変だよ。家から東京駅までの時間も含めて片道5時間以上かかる。
まず、いつも使っているwillcomのスマートフォンを音楽プレーヤーとして、片道5時間、聞きまくったら、絶対電池が持たない。しかし、3度のメシより音楽が好きな私の場合、1日に往復10時間も音楽が聞きまくれるチャンスはめったに無いので、なんとか電池を持たせる方法は無いかな..などと、前日の日曜日はまったく仕事と関係ない事を心配しておりました。

ネットの情報によると、新幹線の一番前と一番後ろの席には電源コンセントがあるらしい。しかし、一番前か一番後ろの席に運良く席が当たる可能性は非常に少ないよね。ハズレだったら一番前の人にお願いして充電してもらう?←それはちょっと無理でしょ。

さて、今朝、国立駅で新幹線の切符を買って、東京駅で駅弁を買って乗り込んむ際に、席の番号を確認すると、

7号車A-1番!

これって一番前?なんとラッキー!

なんと、期待通り一番前の席には電源コンセントがありました。

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話は変わりますが、実はこの度「カミさんの誕生日プレゼント」という名目でIpadを買いまして、新幹線の中で無線Lanが使える様なので、持っていくことにしました。

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一応、Ipadを使って、今日、公演でやるデモのリハーサルとか、その他、会社の社員に「今新幹線の中」とかメッセージを送ったりして、←誰も反応しない..モバイルコンピューティングの実際を体験致しました。

広島駅に14時過ぎに到着して会場のホテルに付いて主催者の方々と名刺交換。

「経済産業省中国経済産業局」といったお役所の方々が多くいらっしゃいました。

公演の方は、参加人数30名程と聞いていたのだが、行って見ると50人以上の人が集まっている。やはり、クラウドコンピューティングはどこでも注目を集めているようだ。

しかし「ケーピエスのクラウド研修のご案内」のパンフレットは35部しか持ってきていない..あらかじめ全員に配ろうと思っていたが、そうはいかなくなった。

公演の中でざっくばらんに、「30名と聞いてきたので、足りなくて全員にお配りできません。研修の興味のある方は後ろに積んで置きますので」という事でしのぐ。

公演の順番としては、船井総研のいつもお世話になっている、江尻さんが第一講座を受け持ち、私が、事例報告とデモということで、第二、第三講座を話す。その後、第四講座を江尻さんが絞めるという段取り。

私は、今日の様に同業の人の前で話す場合は、リラックスして話せるので、苦にならないのですが、今日は第二講座の途中からなぜか腹痛がしてきた。

「秋ずくし弁当」という駅弁がいけなかったのか?以前にも松茸でアレルギーを起こした事があったし。

幸いにも第二講座と第三講座の間に10分休憩があったのでその間になんとか回復。

さて、今日の私の話はウケたのだろうか?と少々心配だったのですが、その後の懇親会で、皆様の意見を伺う分には非常に好評だったようです。←お世辞かも

新幹線の時間もあるで、これで失礼、と懇親会を後にして..

そういえば肝心の講演の会場等の写真を撮っていなかった事に気づいたので、今からでも何か撮っておこうか。

駅までのタクシーを待つ間、とりあえずホテルの入り口あたりの写真を↓

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広島発、19時33分の新幹線に乗りました。

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帰りはさすがに一番前の席に当たらなかったのですが、窓際の席で、なんと足元を見ると電源コンセントがあるじゃないですか。

最近は、ノートパソコンを使用する人が多いのですべての窓際の席に電源があるようです?

ラッキー!ビールを飲みながらたっぷりJazzが聞ける。

今日は「ちゅうごく地域イノベーション」貢献できたかな?

さて、この記事を書き初めてすぐに、私自身懸念された事態ですが、案の定、仕事の話題と言いながら、肝心の講演の内容には、ほとんど触れていないという内容になってしまいました。

そこで、と言っては何ですが、実は、本日と同様、船井総研の江尻さん、および、私、さらにSalesforce.comアライアンス担当の遠藤氏を加えた内容でケーピーエス主催のセミナーを予定しております。

日時は12/14(火) 場所は新大久保のケーピーエス本社にて詳しくは↓

クラウドコンピューティング 新規参入セミナー【株式会社ケーピーエス】 

をご覧ください。ぜひご期待ください。

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クラウドコンピューティングエキスポ 出展の巻

2010年05月13日 木曜日
私も四六時中自転車乗って遊んでる、て訳じゃない。ホント。

そういうわけで、今回はお仕事がらみのネタを書きます。

さて、5/12-5/14の3日間、東京ビッグサイトでIT関連の超大規模な展示会が行われました。
IT関連を中心として複数のテーマに分かれて同時開催、その中の「クラウドコンピューティングエキスポ」の中のSalesforce.comのブースのさらに中のパートナーのコーナーに今回5/13一日だけですが、我が社「ケーピーエス」も出展いたしました。
Salesforce.comのOEMという形態で、

不動産業向け顧客管理サービス

 「顧きゃく録」

という製品を7月サービス開始予定で開発中です。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの天下のSalesforce.comと協業して我が社もクラウドコンピューティングビジネスに参入し、Saasサービスを開始するわけであります。←すばらしい!自画自賛

Exposalesforce

↑今回サービスに先立ってSalesforce.comのブース内に出展いたしました。左の後ろ姿が実は私。たたいま朝の開演前の準備中です。出展パートナーの中に「ケーピーエズ」の名があるでしょ。↓

Expo

となりのマイクロソフトのブースではコンパニオンが朝礼をしている。

Expoms

我々もせっかくなので開演前に記念撮影。出展費用もかかってんだからその分楽しまなくちゃね。

Expo_2

↑左は我が社の若手、野球チームの中心メンバーでもある星野君です。でかいね。

Expo_5

↑心強いベテラン営業、佐瀬さんと。

さて、お客さんも沢山来ていただきました。

Expo_3

我々の強い味方、船井総研コンサルの江尻さんはほぼ一日我が社の営業となって活躍してくださいました。

「なんか通る人の目に止まるような表示が欲しいですね、今ここで作っちゃいましょう」

彼が当日、その場で作ってくれたPR画面です↓

Expo_7

Salesforceブース内のミニシアターにて午前、午後と2回にわたりプレゼンテーションも行いました。

Expo_4

たくさんのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。

プレゼンが一番受けたのは、実は協業の件でお世話になっているSalesforce.comの方だった。

「社長、お客さんの反応も良かったし、いけますよこれ!どんどん一緒に営業していきましょう!」

ある種の私への営業トークかもしれないけど、我々にっとては強い味方。本当にうれしかったです。

その後も一生懸命自分のコーナーでデモ最中

Expo_6

いや~、一日中ほぼ休みなし、でずっぱり、立ち通しだったので足と腰がへろへろ状態。星野くんが

社長、さすがに自転車で鍛えてるだけあってビクともしませんね

と言ってくれたが、実は最後はヘロヘロでした。

さて、当日お越しいただきましたお客様の皆様、Salesforce.comの皆様、江尻さん、また今回のイベントで尽力していただいた社員の諸君、

まことに、ありがとうございました。感謝しております。

おかげさまで成果も上がったと思います。

お祭り騒ぎは楽しいね。でも1日だけで良かった。3日もやったら体が持たない。

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Ubuntu desktop 9.10

2010年4月17日 土曜日
今日は今シーズン第四戦の野球の試合の予定でしたが、昨日の雨(雪?)の影響で中止になってしまいました。

仕方が無いので仕事でもしようか..最近週末は遊んでばかりだったから..

と思ったのですが、前から気になっていた家のPC環境の整理をすることにしました。
Windowsは遅いから私は好きでないので、家ではできればLinuxにを使いたいと、Ubuntu Desktopを使用することが多いのですが、ちょっと前からアップデートマネージャーが
ubuntu 9.10にアップグレードできます
と言ってきたので、早速Tryしてみたのですが、
Diskが足りない!
とエラーになってしまっていたわけです。
家のPCはWindowsとマルチブートになっているのだが、仮想化の実験とかをやっていてHDの領域を細かく分けすぎているのがそもそもの原因。Ubuntuの領域は10G程割り当てていたのだが、これでは足りないようです。このあたりの整理と、ろくに使っていない割に邪魔くさいUSBの外付けDISKを最近買ったバッファローのLinkTheaterに繋げれば、地デジ録画ができるようなので、その辺もこの際整理したかった訳です。まあ、最新のLinux環境を調査するんだから

ITエンジニア的には仕事みたいなもんだ!

と、いう訳で、以下にやったことを思い出しながら書きますが、話がマニアックなので分からない方は読み飛ばしてください。また、ちゃんと記録をとっていたわけでは無いので、情報が中途半端でごめん。結局あまり誰にとっても意味の無い記事かもしれないが、自分の備忘録にはなるでしょう。

まず、現在のUbuntu環境のhome以下をloopマウントした外付けHDのスパースファイル上に持っているという変な状態だったのでこれを通常の状態に戻す。(これが何回もrebootしたり、homeを一旦外部にコピーしたりで結構面倒)

次に、knoppixのCDでbootして現在の領域をPartition Imageでバックアップ取得。以下はすべてknoppixで行う。

Fdiskを使用して複数に分割されていたLinuxの領域を全部消して、swapと1個の領域に再設定。mkfs.ext3でファイルシステムを作成。

バックアップから再設定した領域にリストア。そのままだと、せっかく大きくした領域が使用できないので、resize2fsコマンドでサイズ再設定。

この状態で試しにrebootすると案の定、領域が変わっているのでgrubが動かずboot不能。このままだと、何のOSも上がらない状態。ただ、想定内の出来事なので再びknoppixのCDでbootして、grubの際インストールを行う。このやり方はネットで色々情報を調べながら行う。ネットにアクセスするのもknoppixだけがたよりという心細い状態だが、knoppixの北極熊ブラウザーというのが結構使える。←と、思ったらこれは実はFirefoxの2と同等のものらしいです。ポイントはboot/grub/device.mapに

(hd2)    /dev/hda

という1行を追加しないといけないところ。knoppixだとsdaでなくhdaになるから?

これで、rebootすると、ubuntuがようやく上がりました。ここから、アップデートマネージャーを使用してubuntu 9.10にアップグレードしました。(プロ野球を見ながらたらたらやったので3ー4時間かかった)

さて、9.10自体は、予想以上によいです。どこが良いかというと、

  1. Displayの最高解像度1920x1080があっさりと出ました。以前はここまで出なかったので、windows環境に比べて負けていた。
  2. 市販のDVDがあっさり見れた。以前は特別のライブラリーをどうのこうのやってようやく見れた記憶があるが。
  3. Rex-LinkというUSBの無線オーディオが一発で使えた。以前はネットで調べたドライバーを入れても悲惨な音しか出なかったのだが。

特に私にとっては3が大きいです。Rex-Linkが使えると、これを差し込むだけでオーディオにもワイヤレスヘッドホンにも無線でつながるので非常に便利です。ちなみに、ここ2年以上私は私有している4千枚以上にも及ぶCDをすべてHDに入れて、PCとオーディオを繋げて音楽を聞いていますので。(独自に開発したWebシステムで検索とか出きるのですが、この辺の話はまた別の機会に)
試しにてっとり早く音の出るメディアは無いかと探したら、
最近私が出演したライブ
の映像があったのでそれを見だしたら、結局夜中最後まで見てしまった。
このライブは、相棒のKozy君と今年2月に国立リバプールのビートルズディに出演した時の模様です。オールビートルズナンバーをやってます。
ちなみに、この映像は、我が家のubuntu8.04サーバー on XEN から配信しています。
結局このライブ映像を見せたいための記事?

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JUnit用テストツールMeemaを公開しました。

WebシステムもAjaxの時代になるとJUnitで画面出力結果を検査するのが困難になった。なにか良いツールが無いかと探してみたところslenium rcを発見。これはWebシステムの外部からテストを動かす形なので対象のWebシステムがAjaxでもJava以外でも関係なくテストできる。
Webを動かすコードはselenium-ideというFirefoxのプラグインでそこそこ簡単に出来るのだが、アサーションの部分はどうなんだろうか?selenium.getHtmlSource()で、HTMLを根こそぎ取れるようだが、
assertEquals("xxxx...",selenium.getHtmlSource());
とやると、画面上に毎回変わるような部分があると駄目だし、画面の一部が変わっただけで一々予測値を全部見直す必要もある。この辺は苦労している人も多いと思いますが...
そこで以前から会社で使用していた自作のライブラリーをselenium対応にしてみました。
出来上がったら、あまりに便利なので、思い切ってオープンソースとして公開しました。

   Meema - assert your beans

これを使用するとseleniumオブジェクトを走査して勝手にassertEquals文を作り出してくれます。こんな感じのソースを生成します。

  assertEquals("こんにちは世界", (String) oTreeMap.get("//input[1]@name=i1"));
  assertEquals("GO", (String) oTreeMap.get("//input[2]"));
  assertEquals("on", (String) oTreeMap.get("//input[3]@name=radio"));
  assertEquals("off", (String) oTreeMap.get("//input[4]@name=radio"));
  assertEquals("off", (String) oTreeMap.get("//input[5]@name=radio"));
  assertEquals("off", (String) oTreeMap.get("//input[6]@name=check1"));
  assertEquals("on", (String) oTreeMap.get("//input[7]@name=check2"));
  assertEquals("off", (String) oTreeMap.get("//input[8]@name=check3"));
  assertEquals("3", (String) oTreeMap.get("//select[1]@id=s1"));
  assertEquals("へっだ1", (String) oTreeMap.get("//table[1].0.0"));
  assertEquals("へっだ2", (String) oTreeMap.get("//table[1].0.1"));
  assertEquals("へっだ3", (String) oTreeMap.get("//table[1].0.2"));
  assertEquals("へっだ4", (String) oTreeMap.get("//table[1].0.3"));
     :

これって、テキストボックス、ラジオボタン、チェックボックス、セレクト、テーブルのセルの内容等をアサートしてるわけです。

Webシステムの再帰テスト環境を簡単に作れて便利だと思いますが、いかがでしょうか。Meemaを簡単に試せるEclipseプロジェクトもUpしました。

ところで、seleniumの場合、夜間バッチでテストをスケジュールするなんて出来ないのでは無いかと思っていたら、こういうツールも発見
Selenium Auto Exec Server(AES)
オープンソースの世界は良い物がどんどん開発されて、昔を考えるといい時代になったと思う。私も、会社も今後積極的に関わっていく方針です、よろしく。

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