東京ヒルクライムのコース 林道常磐線
2010年09月26日 日曜日
良い天気なので、マウンテンバイクに乗って、また山登りに出かけたい訳です。自宅から自走して行ける範囲で、私の実力でも走れる林道というと、ネタも尽きてきたのですが..良さそうなのが実はあるのです。過去に行ったことが無い道では、これが最後のひとつかもしれない。
青梅 成木 林道常磐線
全線舗装のピストン林道で距離は3km以上ある。しかも、ロードバイクの自転車、山登りレース「東京ヒルクライム」のコースに設定されている。
ネットの情報によると、2007年第一回のコース設定では..
「距離は5km弱と短いものの、平均勾配10%、なんと最大16%の勾配という非常にタフな設定」
という事です。勾配xx%といわれても良く解らないけど、興味あります。以前に行ったなちゃぎり林道の先にあるらしい。結構遠いけど、サイクリングジャージに着替えてまだ10時過ぎなので時間に余裕もあるので、行き先はこの「林道常磐線」で決定!
多摩サイ→羽村堰から奥多摩街道→東青梅から成木街道と行って吹上峠に到着
左のトンネルは新吹上トンネル。しかし右にある旧道の入り口は、今は自転車と人しか通れない旧道です。
つまり、こちらは車が来ない自転車天国な訳です。
ただ、旧道から行くと幽霊がでると噂の心霊スポット「旧吹上トンネル」を抜けて峠を越すことになります。←ちょっと怖い..
成木街道は自転車野郎が頻繁に行き来しているが、みんな旧道に入らず新吹上トンネルを通過していきます。
幽霊が怖くて目の前の自転車天国道を、みすみす見逃すのか!
臆病者めが!
とばかりに私の方は専ら旧道の方を走ります。
先を行くと、すぐに出ました!旧吹上トンネル
写真を撮ると幽霊が写るらしい。↑いますかね、幽霊?
「吹上隧道」と表示されているところが渋い。以前通過した事があるので、中の様子はわかっております。照明は一応点いているのだが、途中途切れている箇所があって、その辺を通過する際には、トンネル先の明かり以外、路面も上も横も見えない真っ暗闇の中を走る状態になる..
当然、こちらの道は誰も来ないので私ひとり状態。やっぱりコワイヨー
よし、と気合を入れて、何事も無く通過。
ここを抜けると、自転車天国のいい感じの道になります。小さな橋の上に標識が落ちていました。「北小曽木川」
この道が現役の頃は、この標識もちゃんと設置されていたのでしょう。この川が北小曽木川なんだろうな。この辺は林道風にカーブを描きながら坂を降りる感じでなかなか良いです
さて、この先進んで、小沢峠の前
この標識の「行きどまり」となっているところが目的地です。ここを左に入って進むと。
まだ、常磐林道の標識はありませんが、すでにレース用の「あと4km」という標識がありました。と、いうことは、すでにレースのコースの中らしい。
なるほど、このあたりがヒルクライムのコースなのか。
さらに進むと常磐林道の標識が、朽ちかけているが..
ロードバイクで登るとすると、結構きついコースだと思います。
私はマウンテンバイク(Giaint xtc4) 以外にロードバイクのギアを積んだクロスバイク(Giant escape r1)
を持っているのですが、そちらの自転車でこのような本格的なヒルクライムレースのコースを登るのは多分無理。
という訳で、今日はマウンテンバイクでこの
コースを登っています
ロードバイクのコースに設定されている舗装された道を、あえてマウンテンバイクで走るというのは、マウンテンバイク野郎としては軟弱な姿勢かもしれない。しかし、私の場合オフロードを走るためと言うよりは、斜度のきつい道を登るためにマウンテンバイクを使っていると言うのが正直なところ。激坂は私の実力では舗装路でもマウンテンバイクの軽いギアでないと登れないんだよね。
得に景色が開ける様子も無く、ずっと森の中の登りが続きます。
坂の斜度は、私がいつも走っている、峠越えの林道のレベルと同等です。ただ、林道としての距離は3km強と長くは無いが、平坦になるところがほとんど無いので、通して登ると、かなりキツイ印象があります。
で、ゴールに到着
しかし、考えてみれば山登りであればスピード勝負でない訳だから、仮にマウンテンバイクで参戦しても勝ち目は無いわけでは無いようにも思える。第一回のレースの場合、5km弱のコースを45分以内で登れば予選通過だったらしい。今日の印象では私でもマウンテンバイクで45分ギリギリで登れそうな気がした。
しかし、最新の第4回東京ヒルクライムNARIKIステージでは登りの前に5kmの平坦なコースが追加されたそうなので、そうだと、マウンテンバイクの勝ち目は無いね。もっとも参戦するつもりはありませんが。←到底無理!
ゴールの先は成木街道の標識に表示されていた通り、確かに行き止まりになっています。
この先は、成木川の源流のようだ。
行き止まりから今来た道を振り返るとこんな感じ
なんだか安っぽい表示がある。
ふーん、成木川源流を調査してるのね。しかし風情が無いよね。
苦労して登って来た割には、ゴールに今ひとつ魅力のない道だな。正直ガッカリしました。ロードバイクの練習用の道としては、重宝されているようです。
マウンテンバイク野郎の意見としては、手前のなちゃぎり林道の方がお勧めです。
本日の走行距離 78.0km
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